パリ編[1]成田〜パリへ

荷物その1、段ボールで23キロ。京成日暮里駅でスカイライナーを待つJAL405便の機内食。フランス版のおやつはエクレアひざまくらで眠るケイJALは「おやつバー」が大充実!バシネットで眠るケイ。足は逆X字型・・・日仏蒸しパン。サクラ蒸しパンが好みでした到着前の軽食。スープストック東京のコーンスープとクロワッサン無事にパリ着。だんご粉、かりん糖・・・いきなりモノプリで塩1キロ「ジャケ買い」。

パリへいざ。まずは「和のおやつ」デモ用の食材23キロ。

JAL「手ぶらサービス」を利用。荷物1個が往復3500円、行きはパリ・シャルルドゴール空港まで運んでくれる。25日夕方、23キロ分の食材を詰めた段ボール箱を送る。

JALはエコノミーでも23キロ×2個、大人9割引の運賃で乗る丁稚ケイも23キロ×1個を運べる。ありがたい。とりあえず何でも送ってまえー。

京成スカイライナーで。

アメリカ・カナダ旅でスーツケースのカギが壊れたまま。シアトルで居候先エツヤさんに借りた大きいキャリーケースを旅の友にしよう。がっちり23キロ詰めましょう。

アメリカのスーパー、トレーダー・ジョーズの保冷バッグには着替えとおむつ、非常用の離乳食を入れる。10キロ。

ノートパソコンと一眼レフデジタルカメラを詰めたリュックを背負う。7キロ。

つたい歩きをする丁稚ケイには旅行中、自立歩行マスターを期待。自分のものは自分で持つのだよ…と、いただいたクマさん付きリュックにおむつを入れる。

バギーは背負える3.5キロにした…って私の肩、いくつあるんだっけ。総計45キロ。

あ、忘れていた。赤子は体重9.2キロ、合計50キロを超えた。

先に送った荷物を入れると70キロ。まあ何とかなるだろう。湿布薬もひそませる。

自宅から成田はそう遠くない。京成日暮里駅までタクシーで10分、1000円ちょっと。「いってらっしゃいませ」。丁寧な若い運転手さんが階段をのぼって荷物を運んでくれた。ありがたい。日本の未来は明るいぞ。

日暮里からJALの第2ターミナルまで40分ほど。2400円と高いけれど、子連れは時間をカネで買う…こともある。

機内食はシュークルート。

午前11時10分発パリ行きJAL405便、エコノミークラスはほぼ満席だった。でも配慮して隣の2席を空けてくれた。涙が出そう。本当に助かるな。
機内食は日仏の味が選べる。エクレアにひかれてフランス風の献立に。豚肉とシュークルートの煮込み、グリーンピースとポテトのサラダを丁稚もパクつく。パンパンにふくれた機上エクレアは私の独り占め。

JALおやつバーも充実。

歌舞伎揚げに亀田製菓のJALあられミックス、なつかしのクッピーラムネに明治マーブルチョコレート…。ケイが泣き始めると「おやつセルフバー」に行ってゆらゆら抱っこしつつポリポリ…止まらない。

リフレッシュメントとして蒸しパン2種類。

フランス版「はちみつとチーズの蒸しパン」と「さくら蒸しパン」だった。ほんわりしっとり。パリ便に乗るたび楽しみにしている。サクラの蒸しパンなんてちょっと季節外れだけれど新鮮。アイデアはいただこう。原材料名に米粉を発見、メモメモ。

フランス版をケイにやった後に気付く。1歳未満は「はちみつNG」だったのに。生後11カ月になった。まあいっか。

バシネット(ベビーベッド)で眠る。

壁に取り付けられるベビーベッドは体重10.5キロまで。乗せられるのは今回の旅が最後かな。

到着2時間前、たっぷりのスープを。

マッシュポテト添えのコーンスープ、スモークサーモンとオニオンマリネのクロワッサンサンド、アプリコットゼリー。「スープストック東京」らしくボリュームたっぷり。スモークサーモンとタマネギ以外は丁稚の胃袋に。

11時間半のフライトは午後4時半、真夏を思わせる太陽のパリに到着。

段ボールも無事にピックアップできた。イベントをするパリ・日本文化会館のスタッフが出迎えてくれた。「パリは28度だよ!」。東京より暑いかも。
1時間余りでモンパルナス駅そばのアパートタイプのホテルに着いた。
段ボールを開ける。宮城・菅原商店の「だんご粉」に東京の板橋・中野製菓の黒糖かりん糖とご対面。

午後7時、スーパー・モノプリへ。

明日は日曜日でふだんでもスーパーは閉まってしまううえ、月曜日も祝日だから今日のうち。おやつデモで必要なものをそろえなくては。酢、油、牛乳、卵、そうそう塩…。

いきなり塩1キロ、大人買い。

日本でもたまに見かける「ラ・バレーヌ」ブランドの大粒塩が、かわいい缶に入って5.99ユーロ(620円)だった。イベントで使うといっても数十グラムでしょうが私…。

ご近所でシアトル旅の友アミさんに言われたのだった。「チカコさん、迷ったらGOひろみ、ですよ」。

「重たくても、かさばっても、すべて買ってくださいね。バンバン送ってください。うちで受け取りますし。やっぱりいらなかったら、私に売りつけてくださいね」。こうやって支えられて私は旅行できている。アミさんの啓示、よし買うぞ。

ベーキングソーダやーい。

モノプリの食料品売り場をうろうろする。

「岩手がんづき」に欠かせないべーキングソーダ(重曹)が見当たらない。えーっ、パリでも売っていると思い込んで持ってこなかった。どうしよう。重曹の仏語が思い出せない。

焦る。頭がフラフラする。あれ、震度3ぐらい?

でもここ、東京じゃないしな。揺れるはずない。二日酔いみたいにフワフワしている。どうやら2日間、ほぼ徹夜のせいか。

戻ってからジャーナリスト・ユミコさんに相談する。

「大きいスーパーの塩売り場なんかたいていありますよ」。
やっぱり時差ボケ、いやもともとボケていて気づかなかった。明日は日曜日、午前中だけ開いているスーパーを探して行かなくては。急げ。でもまずは眠ろう…と思ったらケイが起き出した。出発前に38度だったのに、もう元気になっている。負けた…。