パリ編[1]トリノ〜パリへ

イクコさん宅でヘーゼルナッツ摘みAF1103便でパリへ豚肉パテ。不動のおいしさトリノ〜パリへ。トリノ空港でパニーニAF1103便の機内サービスジル・ヴェロのラタトゥイユ豚のロースト・リオンリュクサンブール公園で

1ユーロ≒100円。

4日目朝、雨のピエモンテをあとに。

3泊の滞在中、あまり晴れなかった。砂漠のドバイに雨を降らせたと自慢するほどの雨女だが、ヨーコさんも雨女という。じゃあ仕方ないね。

ダブル雨女でまた来よう。マンゴー村でヨーコさんのピアノコンサートを開くというのはどうだろう。

また押しかけてまちづくりに参加する気満々なのだった。

バッハやシューベルトを演奏しながら、彼らが愛したおやつを披露するというのもいいかも。6人で盛り上がった。

ピエモンテから1時間半余り、トリノ空港に着いた。

イクコさん宅のヘーゼルナッツの木から実を拾う。雨も降っていて5粒ほどだけだったが「ピエモンテの森でヘーゼルナッツ拾いをした」と自慢しよう。ウソじゃないもんね。

B&Bが正式オープンしたら、友人たちを連れて来よう。

村で食堂を営むマンマに料理を習い、ピッツェリアでピザを焼く。ヨーコさんのピアノ演奏をブドウ畑で聴こう。

地元のワインを村の人たちと一緒に飲みながら…。

なんて素敵なんだろう。妄想ワールドに突入して鼻血が出そう。

今回の旅は終わるけれど、また次のワクワクを仕掛けよう。

エールフランス1103便、トリノ10時25分発。

トリノの空港で朝食を。フォカッチャ5.3ユーロ、ドーナッツ0.9ユーロ。

プロシュートハムとモッツァレラ、トマト入り。空港とは思えないレベルだった。

さすが。ドーナッツもヘーゼルナッツとチョコレート入りで、ピエモンテらしい。

パリのシャルル・ド・ゴール到着、午前11時半。

機内は空いていた。よかった。1時間ほどのフライトでもエールフランス、ちゃんと機内サービスがある。

「シュクレ?サレ?(甘いの?塩けのもの?)」と訊かれ、両方!と答える。

日本でも買える定番、マダム・プーラールのビスケットとミニグリッシーニだった。

空港から7区ショメル通りのホテルへ。タクシー60ユーロ。

パリに着いたら快晴だった。暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい。やっぱり雨よりいいな。ホッ。

凱旋門からシャンゼリゼを通ってエッフェル塔をかすめる。「これで観光は終了です」。相方ユウさんに言う。

百貨店ル・ボンマルシェの裏にあるホテルへ着いた。

6区の「ジル・ヴェロ」でおそうざい5種類、38.94ユーロ。

5月のパリで通いまくったそうざい屋さんの支店へ。またまた目移りする。

キノコ入りパテ、13.11ユーロ。1キロあたり46ユーロ。

コショウが効いていてパンにあう。定番の味、これぞパリだな。

リオン4.58ユーロ。1キロあたり19.1ユーロ。

リオンは角切り豚をカリカリに焼いたもので、フランス版焼き豚か。コショウがたまらない。見た目よりうんとあっさり。

フォアグラとイチジク入りパテのパイ包み、1切れ12.88ユーロ。

1キロあたり46ユーロ。6月にもたっぷり味わったが今回も。イチジクのプチプチ、カモによくあう。

オングレ・ド・ヴォー、1枚3.72ユーロ。1キロ31ユーロ。

オングレ(牛の横隔膜)のソテーを試してみた。日本で言えばサガリかハラミか。

感動した。何て言ったらいいんだろう、肉のうまみたっぷり。かぶりつくぞー。

ラタトゥイユ、4.65ユーロ。

1キロ16.6ユーロ。家庭料理の定番だけれど、やっぱりしっかりプロの味だな。ぼやけず輪郭がある。

丁稚ケイ、2度目のリュクサンブール公園。

食後は思いっきり遊ぼう。昨年9月末にも訪れたが、まだ首も座っていなかった。

1年後は微発砲ペリエの1リットルボトルをぶんぶん振り回して大はしゃぎしている。

はー、ちょっと休憩しよう。抱っこのし過ぎか四十肩か、腕が重たい。トホホ…。