フランス・スイスおやつ巡業反省記&鮎焼き★

セーヌ川沿いに立つ日本文化会館パリ日本文化会館で鮎焼きを実演するパリ日本文化会館で東北について説明する紙カップから生地を流すパリ日本文化会館デモで、鮎焼きの皮を焼くパリ日本文化会館で鮎焼きの顔を描くストラスブールの欧州評議会。加盟国の旗がはためくお茶卸販売ジャルダン・デ・ガイヤでもデモローザンヌ近郊、ナツミさん宅の台所からジュネーブのUNHCRでデモ千秋楽メープルぎゅうひにメープル鮎。やわらかい!

パリ、アルザス、スイスで「和のおやつ」デモをした。

計9回で260人ほどに会ったことになる。

アイタター、と心で叫ぶチョンボとズッコケを連発しつつ、たくさんの人に助けられた。

めげそうになってもご縁に救われた。1000回ありがとう、を言っても足らない。

会場で書いてもらったアンケートでは、おおむね好評…でも反省も。

「情熱的なレクチャーだった」「微笑みと美しいレッスンをありがとう。ブラボー!」…。

もちろん「前置きが長い」「分かりにくかった」との意見もあった。どちらの意見も本当にありがたい。

旅しながら思った。もっと上手な作り手、話し手はたくさんいる。

タレントでもシェフでもカリスマ主婦でもない私がするって、お呼びじゃないか。

くしくもジュネーブでユカ先生に問われた。「チカコサンのめざすところは何ですか」。

ちょっとドキッとしつつ答えた。

「おやつを作って、書く」。会社を辞めた7年前から変わらない。

とはいえ懲りずにノコノコ、出かけちゃうんだろうな、きっと。もうちょっとストライクかボールか、見極めてからバットを振れよ、なのだけれど。

■パリ・日本文化会館「和のおやつ」

ベビーシッター…大阪より同行のリサさん

テーマ〜親子ワークショップ「ホットプレートで楽しくおやつ」30人×2回

献立:鮎焼き、芋きんつば

<反省>ホットプレートと電源によって火力に差があり苦戦。きんつばがうまく焼けずトホホ。

<感謝>すぐ近くに住むエレーヌと出会い、自宅を訪ねて「おやつレッスン」。

テーマ〜「東北のおやつ」参加25人+20人

献立:岩手がんづき、宮城がんづき、岩手・大槌の「ひょうずだんご」(蒸して)

<反省>日本の方と日本語で話してしまい、「それは止めてください」とたしなめられる。ショボン。

<感謝>空席が目立ちそうだったのにデモ開始1時間前、手伝ってくれたハナコさんの一声で満席に。ミラクル!

■ストラスブール・欧州評議会「東北のおやつ」〜主催:在ストラスブール日本総領事館

ベビーシッター…パリより同行のカヨコさん

献立:岩手がんづき、宮城がんづき、岩手・大槌の「ひょうずだんご」(焼いて)

<感謝>開始時間の午後5時半になっても席が半分ほどしか埋まっていなかったが結局、60席が埋まった。ま、しかたないか。ひょうずだんごは焼いたら好評だった。

■ストラスブール近郊の村ヴィッテスハイムの有機茶販売「レ・ジャルダン・デ・ガイア」

テーマ〜「和のおやつ」参加70人

ベビーシッター:カヨコさん

献立:岩手がんづき、宮城がんづき、白玉だんごに「ひょうずだんご」のクルミごまみそを添えて

<感謝>ブドウ畑の中にあるお茶屋さんのサロンは、立ち見が出る熱気だった。パリから運んだ2種のがんづきが無事でホッ。

■スイス・ローザンヌ近郊、ナツミさん宅

テーマ〜「和のおやつ、東北のおやつ」参加者4人×2回、ベビーシッター:小5のユマナちゃん

献立:鮎焼き、岩手がんづき、白玉だんご、クルミごまみそ添え

<感謝>眼下に広がるのはブドウ畑の緑、青いレマン湖の向こうにエヴィアンの街並み、白い雪をかぶったモンブラン…。私史上、世界一眺めのいいキッチンだった。

■ジュネーブ・UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)

テーマ〜「Sweet for thought」参加者:20〜30人?

ベビーシッター:なし

献立:宮城がんづきUNHCRバージョン(クルミを難民配給食料のトウモロコシで代用)、黒糖かりんとう、アフリカのおやつバカラガラ

<反省>苦戦。仏語で説明していたら南アジア系とおぼしき女性から「Speak English」とザ・中学英語で言われ撃沈。ここはジュネーブ、仏語圏なのにー。帰ったら英語、勉強しよう。人生1000回目(推定)の決意。

☆鮎焼き(長さ10〜12㎝、8尾)

<ぎゅうひ>白玉粉大さじ2(30g)、砂糖大さじ2(30g)、水大さじ2(30g)、片栗粉少々

1.白玉粉に水を混ぜる。だまがなくなるまでスプーンで混ぜる。

2.砂糖を加えて混ぜる。蒸気のよく立った蒸し器で15分ほど蒸す。

3.熱いうちにスプーンで20回ほどこねる。片栗粉を敷いたバッドに入れる。平らにならす。16㎝×6㎝の長方形に。

4.冷めてから2㎝×3㎝の長方形に8等分する。

<皮>

卵1個、砂糖50g、はちみつ小さじ2(14g)、薄力粉50g、サラダ油小さじ1(5g)、水大さじ2(30)g、インスタントコーヒー少々(3つまみ)

1.卵に砂糖、はちみつ、サラダ油、水をよく混ぜる。

2.薄力粉をふるい入れる。だまがなくなるまで泡立て器でよく混ぜる。冷蔵庫で30分以上、休ませる。

3.フライパンかホットプレートを中火で温める。大さじ2ずつたらす。直径10〜12㎝、幅8㎝ほどの楕円にする。

4.表面が乾いてプツプツ穴があき、裏が茶色に焼けたらひっくり返す。さっと焼く。

5.最初に焼いた面を外側にして真ん中にぎゅうひをのせる。2つ折りする。

6.インスタントコーヒーをお湯少々で溶く。お箸の先につけて目や尾ひれを描く。

<メモ>・中身は市販のあんこ、ジャム、ホイップクリーム、ヌテラ…いろいろはさんで「手巻き鮎」を楽しんで。

・はちみつ、サラダ油を入れるとしっとり、やわらかく仕上がります。

・インスタントコーヒーの代わりにココアでも。

☆メープルシュガーで作ったら

<ぎゅうひ>砂糖30gを同量のメープルシュガーで置き換えます。やわらかさ、のび、断然いいです。おすすめ。

<皮>砂糖50gを同量のメープルシュガーで置き換えます。コクのある香りになります。