唐突ですが、バジルってほんと飽きがこないですね〜。
あれほど食べ続けていられるハーブが他にあったかなぁ。
みなさんもそう思いませんか。
本場はイタリア。(イタリア語=バジリコ)
パスタではジェノベーゼ、モッツァレラチーズとトマトのカプリ風サラダ、同様の組合せのピッツアがマルゲリータでモルト・ブォーノ!(めちゃうまい)
日本でもかなり普及していますが、その理由の一つに、栽培のしやすさ、というのもあると思います。
僕の場合は昔からオフクロが栽培係をしてくれていますが、いまは家庭菜園レベルの面積しかないので、1年でせいぜい1〜1.5kg程度の収穫です。
以前このブログにも書いた沖縄の大原農園なんて、繁忙期で1ヶ月に700kgですからもうなんのこっちゃわかりません。ま、それほど日本の土壌にも合っているスパイスというわけです。
そんなフレンドリーなスパイスですから、いろいろとメニューも増えていくわけですが、今回は中華と東南アジアをメープルで融和させてみたいと思います。
名づけて『カナダがとりもつ東アジアライス』。
米はジャスミンライス(タイの高級米)を使用します。花のような香りが信条ですので研ぎ洗いはしません。僕はいつも鍋を使いますが炊飯器でも炊けます。
新鮮スパイスは鮮魚のようにちゃっちゃと使いたいところ。何も考えずにさっと水洗いしたら、茎ごとざくざく切りましょう。
次にタマネギとピーマンとパプリカなんぞをカーット。赤、白、緑がめちゃきれい!(好みで黄色も足しておくんなさい)
お次は調味料を作ります。中華の甜麺醤(ティエンメンジャン)と豆板醤(トウバンジャン)、そしてタイの魚醤ナムプラーにfromカナダのメープルシュガー。これらにちょいとだけレモンを加えてシェイクしたら準備万端。
あとは料理をするだけです。フライパンに油とマスタードシードをいれて加熱。シードがぱちぱちと弾けた直後に鶏ミンチとタマネギを入れて炒めます。ほどよく火が通ったら調味料を鍋肌にチャッーーーー!
かつんかつんと勢いよく混ぜて、その後ピーマン、パプリカも。混ざったらバジルをどさっと入れて再び混ぜたら出来上がり。
炊き立てのジャスミンライスの上に豪快に載せまして、よしよしと撫でるようにしながらライスと具を混ぜ込みます。
我慢できなければすぐに食べてもいいですが、実はこの混ぜ終えて2〜3分経ってから食べるとさらに美味しいです。
ライスの一粒一粒に甘みとバジル風味が染みこむからです。
はい、もうこれ以上語ることはできません。今すぐ作っちゃおう!
☆With メープルシュガーレシピ16
『カナダがとりもつ東アジアライス』(約2人分)
材料
鶏ミンチ肉 200cc
ピーマン 2個
赤パプリカ 1個
タマネギ 1/2個
ニンニク 1片
ショウガ 大さじ1
ジャスミンライス 適量
油 適量
スパイス
フレッシュバジル 一掴み
マスタードシード 小さじ1/3
調味料
甜麺醤(ティエンメンジャン) 小さじ1
豆板醤(トウバンジャン) 小さじ1(好みの量で)
ナムプラー 小さじ1〜2(好みの量で)
メープルシュガー 小さじ1
レモン果汁 小さじ1〜2(好みの量で)
1.ライスを炊いておく。
2.調味料を合わせてよく溶いておく。
3.タマネギ、ピーマン、赤パプリカをサイノメ切り。
4.ニンニクとショウガはみじん切りにしておく。
5.バジルは軽く水洗いして適当に切り分けておく。
6.フライパンに油とマスタードシードをいれ加熱する。
7.シードがぱちぱちと弾けてきたらタマネギと(4)、鶏ミンチ肉を炒める。
8.(2)を鍋肌から注ぎよくかき混ぜる。
9.ピーマンと赤パプリカを加え、よく混ぜたらバジルを入れてすぐに火を切る。
10.炊きあがったライスに載せて混ぜ合わせてから食べる。部屋中にいい香り。