ビールの友達、第3弾は!?う〜んと・・・・西洋とアジアを紡ぐピースな料理!
料理名は『シルクロードのチキンレモン♪』です。
まずはタンドリーチキンでも作る気か!的な仕込をします。
でもって西洋料理かっていうソテーを経まして、仕上げはなんだか中華の感じ!という仕掛けでございます。
見た目にはちょっと彩りよし艶よしなので、同じビールの友でも週末向きかもしれません。最後に中華的ソースを作るあたりなんぞはちょっと男っぽい気もしますので、できれば男性から女性へのギフト路線がいいのではないでしょうか。
調理は各パーツは簡単なのですが、複数の要素を組合せますのでちびっとだけ手間隙がかかります。今晩のおかずとするならば、お昼のうちに準備しておきましょう。
先に鶏肉の仕込から。もも肉を使用します。今回は皮は取らずにおきます。皮の面、内側に3本ほど切れ目を入れて、そのまんまスパイスとヨーグルトで漬け込みます。冷蔵庫で短くても3時間はおきたいですね。
そして夜になりましたら料理を開始します。用意する道具は包丁とまな板、フタ付きのフライパン、木べらとフライ返し。
漬けておいた肉を皮の面からソテーします。最初は強火でフライパンを熱しておいて、鶏肉を載せた直後に弱火に落とします。こうすることでじわじわと鶏の脂が染み出してきます。想像以上に脂が出てきますがこれこそが今回のポイントです。
この脂で煮るような感覚にすることで、全体がこんがりと香ばしく、また肉汁を逃さずに焼き上げることができます。いろんな国に似たような焼き煮的テクニックがあります。やはり時間をかけるとそれなりにおいしいものが出来上がるというわけです。
鶏肉が焼きあがったら、仕上げにメープルをたっぷりと入れたレモンジュースでアンをつくります。このとき、鶏肉からでた脂をダシ代わりにすと旨味が増します。もちろん鶏ブイヨンなどをいれるのもよし、なにもいれないのもよし。
僕はご飯のおかずとして食べる際は鶏がらスープの素を入れますが、おつまみにするときはレモンを多めにして旨味調味料は一切入れません。
決め手はプレーンヨーグルトとあんかけです。ヨーグルトに漬けることで肉がとっても柔らかくなり、少しばかりフルーティな甘味と酸味をもたらしてくれます。レモンのあんかけは実にさっぱりとした口当たりで、食欲を駆り立てます。
ビールの友だチキンシリーズはこれにて最終便。発泡系もいいけど、週末は麦芽100%でいかがでしょうか!?
☆With メープルシュガーレシピ19
『シルクロードのチキンレモン♪』(約2人分)
*L&Mの意味: L=レモン M=ミント
チキン材料
鶏もも肉 2枚
レモン 1/2個
プレーンヨーグルト100g
スパイス一式
パプリカ 小さじ1
ターメリック 小さじ1/2
クミン 小さじ1/2
レッドペパー 適量(好みでどうぞ。いれなくても可)
ブラックペパー少々
塩 少々
*スパイスのないときは市販のカレー粉でも可能です。
その際は赤い缶などできるだけシンプルなものを。
ニンニク 1片(おろす)
ショウガ 小さじ2くらい(おろす)
レモンソース材料
レモン 1個
メープル 大さじ2(好みでどうぞ)
片栗粉 少々
焼き汁 大さじ1〜全部(好みでどうぞ)
塩 適量(味見をして必要がなければ不要)
スペアミント 少々
ビール
麦芽100%アロマホップ系!
1.(材料)と(スパイス一式)を肉に漬ける。
2.容器に入れて冷蔵庫などで3時間以上漬け込む。
3.1時間ほど経ったら肉を裏返しにして皮を上にする。
4.ソースの準備をする。片栗粉は水で溶いておく。
5.レモンを絞り、メープルとあわせてよく溶いておく。
6.スペアミントは洗浄して適当な大きさにちぎる。
7.熱したフライパンに鶏肉の皮面を下にして炒め、蓋をする。
8.弱火にして焦げないように注意しながら時折フライパンを動かす。
9.脂が染み出してきたらひっくり返して肉の面を焼く。ここから蓋は不要。
10.中火〜弱火でじっくりと焼き上げる。
11.こんがりとしたら鶏肉を適当な幅に切り分けて皿に盛る。
12.残った肉汁に(量はお好みで加減してください)レモンソースを加える。
13.味を見て塩気が足らなければ調節。
14.水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、鶏肉の上にたらす。
15.ミントをあしらって出来上がり!贅沢気分でカンパ〜イ!