ニューヨーク編 [2]

市場のトマト屋市場のトマト屋で会いましょう。

ユニオンスクエア・グリーンマーケットで午前8時半、NY在住17年のアキコさんと「初めまして」。

彼女が大好きなトマト屋さん前で待ち合わせ。ミニトマトはハーフパウンド(約220g)入り5ドル(430円)。しっかり濃いトマトのうまみ。

Shushan Valley Hydro Farm

NYのまじめな牛乳「NYのまじめな牛乳」、ごくり。

アキコさんの10歳の息子コーイチロー君が大好きなのが、NY近郊のロニーブルック牧場のチョコレートミルクだそう。オーガニックで育てた牛の恵み、いただきます。

牛さんとチェック柄がかわいい。なぜか腰に手を当てごくごく。コクがあって懐かしい。355ml、2ドル(170円)。食関連店が集まったチェルシーマーケットでも購入可能。

Ronnybrook Farm Dairy

こわれプレッツェル「こわれプレッツェル」が、いいじゃない。

マーティンズ・プレッツェルもコーイチロー君のごひいきおやつ。塩分が気になるので、母アキコさんはプレーン味と塩味を買って混ぜているそう。確かに混ぜるとちょうどいい。

ザクザク袋詰めの「こわれプレッツェル」だと得した気分。「これで十分ですよね」。アキコさんと深くうなずきつつ2袋購入。プレッツェルってこんなにおいしかったんだ。おかき感覚でポリポリ、だれか止めてー。

新製品は「ビールキャラメル」味。ちょっと塩味が効いたコクのある甘さがやみつきに。コーヒー袋入りなので土産にいいかも。ちょっとお味見のはずがどんどんなくなり、ひゃー完食…。こわれプレッツェル2袋、塩味ねじり型3個入り1袋、ビールキャラメル味1袋でしめて9ドル(770円)。

Martin’s Pretzels
 
ジャムで有名なサラベスズ・キッチンのビスケットジャムで有名なサラベスズ・キッチンのビスケット、はらりほろり。

チェルシーマーケットは窓越しにキッチンが見える店が多くて、かぶりつきで見ていたい。食のテーマパークか巨大デパ地下か。NYに長く住んだ友人ショーコさんお勧めの「サラベスズ・キッチン」へ。

写真右のバターミルク・ビスケットはSサイズで0.5ドル(40円)。そのままだと普通のビスケットだけれど、温めるとびっくりするほどふんわり、粉のもたつきもなくて食べやすい。バターミルクの効果かな。

クッキーはサクサクじゃない。しっとりしていてはらりほろり。ヴァローナのチョコレート・チェリーサブレが好み。「モーニング・クッキー」はオートミールとシュレッド小麦入り。いずれも1.65ドル(140円)。

Sarabeth’s Kitchen
 
太っちょ魔女のブラウニー思い出の太っちょ魔女のブラウニー。

チェルシーマーケットで見たことのある黒とんがり帽子を発見。NY在住のラン友ノリコさんが2年前、東京に帰ってきた際にいただいたお土産のブラウニーだわ。直後に渡ったインド・デリーで、ノリコさんの気遣いに感激しながら食べたっけ。

思わず購入。ミニブラウニー9個入り17.75ドル(1500円)。卵とバターを加えればチョコチップクッキーのブラウニー版・ブロンドができるミックス粉は割引価格だったのでつい。4.5ドル(380円)。

Fat Witch Bakery

コーヒーはハーフ&ハーフで決まりコーヒーはハーフ&ハーフで決まり。

NYで再会したノリコさんがコーヒーを頼むのに「ハーフ&ハーフをお願いね!」と注文していた。え、ビールではなくて?生クリームと牛乳を1:1で混ぜてコーヒーに加えたカフェオレだそう。コクがあっておいしそう。

私もマネして「サラベスズ・キッチン」で言ってみた。なみなみ別添えクリームがうれしい。

おむつ替えは老舗おもちゃ屋さんきょうのおむつ替えは老舗おもちゃ屋さんで。

おむつ替えはノリコさんの案内で創業150年の玩具店「FAOシュワルツ」で。地下のトイレ手前におむつ替え室が。

通りがかりの女性が丁稚ケイを見て言った。
「What a beautiful baby!」。び、びゅーてぃふる?この鼻タレが? そんなアホな。私が言われたかのような勘違いな過剰反応をしていたら、ノリコさんが解説してくれた。「こちらの人は赤ちゃんをほめるのにビューティフルとかゴージャスとか言うんですよ」。

FAO Schwarz
 
グルメスーパー・ゼイバーズグルメスーパー・ゼイバーズへ。

NYはもう半袖でもいいぐらいの陽気に。パーカーを着てきたことを後悔する。あっつー。街路樹の白い花はマメナシだそう。ゼイバーズ前でも満開に。

ZABAR’S

ユダヤの巻き巻きクッキー・ルガラーユダヤの巻き巻きクッキー・ルガラー。

ユダヤ菓子ルガラーはミニクロワッサンみたいな巻き巻きクッキー。それほど好んで食べなかったけれど、ノリコさんに勧められた。「ゼイバーズのはおいしいですよ」。

チョコレート味とシナモン味、397グラム入りそれぞれ7.98ドル(690円)。ホントだ、クセがなくて「フツーにおいしい」。ワタシ的には「フツーにおいしい」は、ほめ言葉。小腹が空いたときにパクリ。

NYの粉もん・愛しきパンケーキNYの粉もん・愛しきパンケーキ。

現在はソルトレーク在住のショーコさんから電話。こと細かに情報を教わり「生声ナビ」状態、大助かり。台湾、北京で粉もん修業した身、NYで「粉もん」と言えば…。ショーコさんの言葉を思い出す。「サラベスのパンケーキは上品でおいしいですよ」。じゃあ行っとこう。

バターミルクパンケーキは15.5ドル(1300円)の朝食メニューで、午後3時半まで食べられる。ぎりぎりおやつの時間にセーフ。米オンタリオ産のオーガニックメープルシロップとホイップバターを添えて。ふつうの日本女子なら2人分はあるな。私はニンマリ、5枚も楽勝。もっとメープルシロップを「つゆだく」にしたい。