人気のベーカリー「レナーズ」へ。
午前10時、ショーケースの前は人だかりだった。レナーズは1952年創業で横浜にも店がある。朝から行列だった。
でも名物のドーナッツ「マラサダ」はショーケースになかった。あれ?
注文すると奥から出てくる仕組みなんだな。
もともとはポルトガル菓子というから日本におけるカステラか。
7種類を1個ずつ詰めてもらった。
8.4ドル。砂糖だけ、シナモンシュガー、「リヒムイ」味、クリーム入りはカスタード、ココナッツ、チョコレート、マンゴー味だった。
好みはやっぱり「素ドーナッツ」。
ふわっ、もっちり。いったい何を入れたらこんな食感になるんだろう。タピオカ粉か強力粉か。
うどんなら生醤油うどん、パスタならペペロンチーノ、ドーナッツも砂糖だけが好きだな。
ハワイの味「リヒムイ」は…。
あ、ちょっと塩けがする。ちょっと食べ慣れないな。
調べたら乾燥梅干に塩と砂糖、甘草の粉入りだった。やっぱりリコリス(甘草)が入っていたか。
カスタードはミルクたっぷり系で、素朴な味わいだった。
お次はシェーブアイス。
かき氷もハワイに欠かせない。Hawaii web TVのシノグさんが「Waiola shave ice」に連れて行ってくれた。
シノグさんのひいきは「緑茶とアズキ」という。私たちは「どハワイ」で。
Obama’s rainbowとあったのを頼んだ。Sサイズ、2.5ドル。
見覚えのある古めかしいかき氷機に薄い円盤状の氷を入れて、ガリガリガリーッ。
カップに詰めたら3種類のシロップを瓶から回しかける。
赤、黄、緑、す、すごい色…。ちょっとかためてからまた、ガリガリガリーッ。
また蛍光色シロップをかけて出来上がり。
シロップが二層式なんだ。食べ進んでも氷だけにしない配慮、レインボーに圧倒されて白さが恋しくなった。
小粋な喫茶店のブレッドプティング。
「コーヒー・トーク」はシノグさんの愛娘アヤミちゃんが通うダンス教室のすぐ近くだった。
ハワイ・ブルーの壁、高い天井…ゆったり過ごせそう。
リンゴのカラメル煮がのったブレッドプディングを頼んだ。しっかり詰まったプディングにリンゴがとろーり、トッピングつきっていいな。ホッとする。
アサイーボウル、8.5ドル。
「アサイー、って別にハワイのものでもないんですけど人気ですね」。
シノグさんが言った。こだわりの店でいただこう。壁に「ファーストフードの正反対」と書いてあった。
中南米原産の植物アサイーのシャーベットにフルーツ、はちみつ、シリアルをのせる。
私たちはイチゴにバナナ、ブルーベリーもおまけした。
冷たくて果物たっぷり、南の島にあうんだろうな。
周囲を見渡す。Sサイズを頼んでいたのは私たちだけだった。
海パンかビキニ姿のだれの手元にも「アサイーどんぶり」があった。
ハワイの中華まん「マナプア」、3つで5ドル。
11種類の中から選ぶ。あんこ、チキンカレー、豚まんにした。
開けてビックリ、は豚まんだった。
シェーブアイスに続く衝撃の赤…。うははー。
ケイ、食べてくれ。彼はチキンカレーだけほおばった。きっとインドでも生きていける、はず。
Island Manapua Factory