キッシュ・ロレーヌ&リンゴのヴァニラ煮★

羽田サクララウンジ内、キッズルーム羽田で千疋屋のデザートサクララウンジで腹ごしらえ広いキッズルームキッズルーム、眺めは最高誕生日祝いはダルム甥っ子ユウが描いた絵焼き上がったキッシュキッシュにクレソンを添えてどうぞリンゴをヴァニラで煮る

丁稚ケイ、38回目のフライトで福岡へ。

さんざん飛んだおかげでJALマイレージ会員ステータスが上がった。

ごほうび(?)に羽田空港のラウンジ利用券が5枚、送られてきた。

有効期限は来年3月までだった。うーん、あと4カ月で使い切れないような。

おまけに生後1歳5カ月のプチ怪獣を連れて、静かなラウンジに入る勇気はない。

お呼びでないだろう。

そう思っていたがラウンジ内に、子ども向けコーナーがあるという。

せっかくだから使わせてもらおう。

無料のビールを横目にしつつ、カフェラテを2杯、おかわりする。

ケイはおむすびをむしゃむしゃ。散らかし放題になって申し訳ない。

早く子どもラウンジへ入ろう。だれもいない。やったー、貸切だ。ホッ。

ちゃんと「クッションプール」がある。

わーい、気持ちいい。って私が転がってどうする。

福岡の姉宅へ。42回目の誕生日。

近くの焼き鳥屋「鉄砲」へ。

久留米では焼き鳥屋=ファミレスだった。

「鉄砲」ではパスタやピザ、お好み焼きにステーキだってある。

みんなが好きそうなメニューを読み上げて挙手する。

「ダルム食べる人!」「はーい」「じゃ、4本」。

ダルムは久留米大医学部があることからホルモン焼きをドイツ語でこう呼ぶ。

待ちながらキャベツを5人で、むしゃむしゃむしゃ…。前世は青虫か。

あっというまになくなった。お替わりを頼もう。

甥っ子ユウは「天井までくださーい」。いいな、いいな。

試作中のキッシュ・ロレーヌを翌日、夕食に出した。

「これ、なに?」双子の甥っ子ユウとリョウに訊かれた。

タマネギもホウレンソウも入れない。ベーコンだけの本場流、どうぞ召し上がれ。

「これ、ピザ?」「キッシュだよ」。「え、ティッシュ?」君たちはヤギですか。

クレソンを添えるんだよ。「え、クレヨン?」うーん、降参…。

リンゴが叔母からたくさん届いていた。

午前3時、ことこと煮る。ヴァニラが香るだけで幸せだな。

42歳、1秒ずつしっかり、決めた道を進んでゆこう。

☆キッシュ・ロレーヌ

材料(底が抜ける18㎝タルト型)

薄力粉 120g、塩 小さじ 1/2、コショウ 少々、バター 60g、牛乳か水 大さじ1

卵 1個、牛乳 70g、エメンタールチーズ 70g、ベーコン 70g、ナツメグ(あれば)

1. 台を作る。薄力粉、塩、コショウをボウルに入れる。

指で押すとへこむぐらいにやわらかくしたバターを入れる。

2. カードで切り混ぜる。粒々になったら指先をこするようにしてなじませる。

全体的に行き渡ったら平らにまとめる。

ラップに包んで冷蔵庫で1時間以上、休ませる。

3. 型にバター小さじ2を塗る。強力粉小さじ1ほどはたく。

4. 生地をめん棒で直径22cmぐらいにのばす。型に敷き込む。

めん棒を転がして余りを切り取る。

ふくらみを押さえるためフォークの先で5カ所ほどつつく。

5. 190℃に温めたオーブンを160℃に下げ、15分ほど焼く。

うっすら色がつくぐらい。

6. 1㎝×3cmぐらいに切ったベーコンを散らす。

卵と牛乳を溶いて流す。あればナツメグをふる。

7. 薄切りチーズを散らす。210℃にオーブンを温め、180℃で15分ほど焼く。

MEMO

・タルト生地を焼いてヒビが入っていたら、具を流す前に余り生地を埋め込めば大丈夫です。

・型は最後に外しましょう。

・エメンタールがなければコンテ、グリュエールなどで。

☆リンゴのヴァニラ煮

材料(出来上がり約400g)

リンゴ 2個(約500g)、ヴァニラビーンズ 1/2本、リンゴジュース 150g

1.リンゴは皮と芯を除いて8つ切りにする。ヴァニラ粒はサヤから出す。

2.鍋にリンゴ、リンゴジュース、ヴァニラ粒とサヤを入れる。火にかけて沸騰したら弱火にする。ずらしてふたをする。

3.水分が飛ぶまで25〜30分、煮る。